開館して4日目ですが、大幅な運営方針の転換です。具体的には、現在大まかに分けて4つあるコンテンツに、新たなコンテンツを追加することを検討しています。そのコンテンツとは、「教養科目/Liberal Arts」です。
メインコンテンツが展示室での作品紹介であることに変わりありませんが、それに加えて、自分で学んだ事をアウトプットする場を設けたいと思います。
一見すると美術とは無関係のように思えますが、美術は幅広い教養があって初めて真に深く理解できるものなのです。
美術館で教養科目のコンテンツを発信するというのは、リアルの世界ではありえないことでしょうが、そこはヴァーチャルの私的な美術館の良さというものでしょう。また、教育普及という観点で考えれば、ミュージアムは知の集積所と捉える事もできるでしょう。
より具体的にいうと、まずはフランス語の学習です。大学時代に勉強したはずなのに、使っていないうちにすっかり忘れてしまいました。もう一度文法から徹底的に学び直します。
もう一つは、高校の地歴・公民科目です。大学受験のためではなく、混迷を極める現代社会を生きていく上で不可欠な教養を身に付けるために、学び直します。したがって、テストに出るから覚えなければならないという考えではなく、より本質に迫る学び、解釈し、自分の腹に落とし込む作業をしていく事になるでしょう。
唐突な思い付きかもしれませんが、美術館の内容をより充実させるために、今回の方針転換を実施したいと考えています。
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