2021年1月6日の学習

今日はフランス語を学習しました。具体的には、『フランス文法要説』LEÇON1を問題演習しました。

LEÇON1

1.主語人称代名詞と第1群規則動詞(-er形)の直説法現在

主語人称代名詞

フランス語の主語人称代名詞は全部で8つ。
je(私は)
tu(君は)
il(彼は)
elle(彼女は)
nous(私たちは)
vous(あなたは、あなたたちは)
ils(彼らは)
elles(彼女らは)

英語では、3人称複数の人称代名詞は”they”の1つですが、フランス語は彼ら/彼女らの2つがあります。

第1群規則動詞(-er形)の直説法現在

第1群規則動詞は、原形の末尾が”-er“で終わる動詞のことをいいます。主語人称代名詞によってそれぞれ規則的に変化します。

je -e
tu -es
il -e
elle -e
nous -ons
vous -ez
ils -ent
elles -ent

danser(踊る)
je danse
tu danses
il danse
elle danse
nous dansons
vous dansez
ils dansent
elles dansent

aimer(愛する、好む)
j’ aime
tu aimes
il aime
elle aime
nous aimons
vous aimez
ils aiment
elles aiment

2.êtreの直説法現在と属詞の性数変化

êtreとは英語でいうところのbe動詞です。

je suis
tu es
il est
elle est
nous sommes
vous êtes
ils sont
elles sont

êtreは基本的に主語(S)+動詞(V)+属詞(A)の構文をとります。属詞とは、フランス語でattributといい、図像学でいうところのアトリビュートです。
être,devenirなどで主語の在り方(性質)を示します。英語の文型でいうS+V+Cですね。
appeler,considérerなどで直接目的補語の在り方(性質)を示します。英語の文型でいうS+V+O+Cですね。

属詞が形容詞または国籍、職業、身分などを表す名詞(無冠詞)の場合は、原則として主語の男女・単複に応じて性数変化します。これがフランス語の大きな特徴の一つです。
性の変化は、男性形の語尾にeで女性形
数の変化は、単数形の語尾にsで複数形(これは英語と一緒ですが、フランス語では名詞だけでなく形容詞にも複数形の”s”がつくので注意が必要です)
女性複数形の属詞には-esをつけます。eは女性形を、sは複数形を示すものです。
複雑ですが、逆にいえば、je,tu,vousが男性か女性か、vousが単数か複数かが、属詞の形から判断できるということになります。

3.avoirの直説法現在

avoirとは英語でいうところのhaveです。

j’ ai
tu as
il a
elle a
nous avons
vous avez
ils ont
elles ont

avoirは基本的に主語(S)+動詞(V)+直接目的補語(CD)の構文をとります。直接目的補語とは、前置詞をつけない目的語のことで、名詞の場合は原則冠詞をつけます。ただし、無冠詞のままでavoirとともに慣用句をつくるものもあります。

j’ ai faim.(お腹空いた。)
Nous avons chaud.(熱がある。)
Vous avez raison.(あなたは正しい。)


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