ペンション

七月二十八日朝、九時ごろ、お父さんが、

「そろそろしゅっぱつだ。」

にもつを、トランクいっぱいに入れて、千九百九十三年毎年こうれいの、夏りょこうのはじまりです。車が、ブロロロロロロロと、走っています。二、三時間ぐらいたったら、ドライブインで一休みしました。そして、ながのけんに入ったら、そばをたべて、また走りました。

つぎに、神社へ行きました。そこで、おみくじを引きました。ぼくは中吉でした。紙には、こう書いてありました。「しずかにうんが来る時をまちましょう。」

それから、かいだんめぐりに行きました。くらい中を手をかべにつけて歩き、三十分くらいで中を回りました。

夕方ペンションにつきました。夕はんは、やき肉でした。それに、かにのみそしるもつきました。

次の日、小屋を出て、忍者村へ行きました。

はじめに、忍者の生活を見ました。

つぎに、武器やどうぐ、ふくそう、からくりを見ました。忍者刀ややり、みのいたや、手りけん、えんまく、トリカブト、くさりかたびらなどありました。

それから、忍じゅつ、水車小屋を見て、忍者からくりやしきに入りました。かいだんがうぐいすばりでのぼろうとすると、ミシメキメキメキ、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴガタンと、たおれてしまいました。かいだんを、そろりそろりと歩いていると、めいろに入りました。かべがクルリンと回ったり、歩いていると、バターンとたおれてしまったりして、かけじくのある所につきました。かけじくをやぶると同じ場所に出てしまいました。

かいだんを一人ずつのぼり戸を上げ、戸をやぶり、いろりの下をもぐり、出口がありました。

そして、手りけんなげをやったら、ガツン、ドカ、ガンと、三回あたりました。

ボートにのって、ぐんまに、帰りました。これで千九百九十三年、夏りょこうは、終わりました。来年は、おきなわけんへ行くよていです。


7月28日朝、9時頃、お父さんが、

「そろそろ出発だ。」

荷物を、トランクいっぱいに入れて、1993年毎年恒例の、夏旅行の始まりです、車が、ブロロロロロロロと、走っています。2、3時間ぐらい経ったら、ドライブインで一休みしました。そして、長野県に入ったら、蕎麦を食べて、また走りました。

次に、神社へ行きました。そこで、おみくじを引きました。僕は中吉でした。紙には、こう書いてありました。「静かに運が来る時を待ちましょう。」

それから、階段巡りに行きました。暗い中を手を壁につけて歩き、30分くらいで中を回りました。

夕方ペンションに着きました。夕飯は、焼き肉でした。それに、蟹の味噌汁も付きました。

次の日、小屋を出て、忍者村へ行きました。

初めに、忍者の生活を見ました。

次に、武器や道具、服装、からくりを見ました。忍者刀や槍、蓑板や、手裏剣、煙幕、トリカブト、鎖帷子などがありました。

それから、忍術、水車小屋を見て、忍者からくり屋敷に入りました。階段が鴬張りで上ろうとすると、ミシメキメキメキ、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴガタンと、倒れてしまいました。階段を、そろりそろりと歩いていると、迷路に入りました。壁がクルリンと回ったり、歩いていると、バターンと倒れてしまったりして、掛け軸のある所に着きました。掛け軸を破ると同じ場所に出てしまいました。

階段を一人ずつ上り戸を上げ、戸を破り、囲炉裏の下を潜り、出口がありました。

そして、手裏剣投げをやったら、ガツン、ドカ、ガンと、3回当たりました。

ボートに乗って、群馬に帰りました。これで1993年、夏旅行は、終わりました。来年は、沖縄県へ行く予定です。