きりかぶの赤ちゃんのばめん

どうぶつたちは、きりかぶに、いっしょうけんめいせわをしました。きりかぶは、どうぶつたちの、かぶせた、かれ草のふとんであったまり、しんめの赤ちゃんを生みました。そして、どんどん大きく大きくそだち天までとどくような木になりました。はるは、花がまんかいです。なつは、虫がみつをすいにとんできます。あきは、木のみがいっぱいになり、どうぶつたちがとりにきます。ふゆは、はがおち、ゆきもちらちらふります。でも、はるが、くれば、はっぱがはえます。こうして、きりかぶの一年はおわります。

おわり


動物たちは、切り株に、一生懸命世話をしました。切り株は、動物たちの、被せた、枯草の布団で温まり、新芽の赤ちゃんを産みました。そして、どんどん大きく大きく育ち天まで届くような木になりました。春は、花が満開です。夏は、虫が蜜を吸いに飛んで来ます。秋は木の実がいっぱいに成り、動物たちが採りに来ます。冬は、葉が落ち、雪もちらちら降ります。でも、春が、来れば、葉っぱが生えます。こうして、切り株の一年は終わります。

終わり