第8冊ノート(2007年4月~2010年11月30日)

2007年

捨てる覚悟 犠牲にする決意

このままじゃ駄目だ
今のままでは絶対に駄目だ
そんなことは分かっている
分かっているけれど
それだけだ
それから先の行動に移すことは
決してない
いつもいつも反省するだけ
駄目だと自分を責めるだけ
思うだけで終わっている
一連の流れを済ませたら
まるでリセットしたみたいに
また同じ過ちを繰り返す
懲りない性格
分かっているのに止められない愚行
それは一種の病気である
やろうと思ったことを
改めようと思ったことを
昨日の決心を
今日になったらすっかり忘れてしまう
「まあいいか どうにかなるだろう」という
悪魔のささやきに耳を傾けてしまい
今日もまた堕落していく
廃人と化してしまう
人間のクズに
社会のゴミに
使いようのない救いようのない
どうしようもない
カスみたいな存在に落ちぶれてしまう

原因はなんだろうか
どうしてこうなってしまうのか

それはただひたすらに
「今まで」から抜け出せていないからなだけである
それだけでありそれがすべてである
「今まで」が堕落しすぎていて
なんとなく中途半端に居心地がよくて
ぬるま湯につかるように
ズルズルと泥沼にはまってしまっていて
そこから抜け出せずにいる

「今まで」を今すぐに捨てなさい
「今まで」のすべてを捨てなさい
「今まで」とのつながりを絶ちなさい
少しの未練も残してはならない
そんなものがあるからいつまでたっても駄目なんだ
「今まで」のままでいる自分が
これほどまでに落ちぶれていて
腐っているのが分かっているのに
「今まで」をこれから続けていても
浮上するなんてことは絶対にない
「今まで」のままでこのままで
今よりよい状況になることは
絶対にない
それくらいはせめて廃人でも分かっているだろう
認識しているだろう
もっと本能的に
まるで痛みのように自覚しているだろう

だから捨てなさい
「今まで」を捨てなさい
すべて捨てなさい
「今まで」のすべてを捨てなさい
いますぐにだ
一刻の猶予ももはや与えない
少しの迷いもましてや甘えなんて許されない
捨てなさい 言語道断に有無を言わずに

捨てるのが嫌だって?
捨てるのは惜しいだって?
捨てるのが怖いだって?
そんなことだからいつまでたっても駄目なんだ
捨てることには多くの痛みが伴う
だがそんな痛みにすら耐えられないで
どうしてこれからやっていけようか
これから先にはこれよりももっと厳しい
痛みが待ちうけている
捨てることの痛みにすら負けているようでは
この先は絶対に期待できない
だから捨てるんだよ
痛みと引き換えに捨てるんだよ
捨てるために最も重要なのは覚悟だよ
あらゆる痛みに耐えるだけの
受け入れるための
覚悟が要るんだよ
「今まで」を捨てることで
覚悟を示すんだ
捨てる覚悟
捨てる覚悟を

そして

「これから」をこの先は犠牲にしなさい
「これから」のすべてを犠牲にしなさい
たった一つのことのために犠牲にしなさい
「今まで」のような居心地のよさは
一切ない
ただただひたすらの痛みに
それだけのために「これから」を犠牲にしなさい
「今まで」を捨てて残るのは
「今まで」の代わりの「これから」は
「今まで」とはまったく別の
中途半端なぬるま湯の快楽などではない
痛みの熱湯や
苦しみの冷水だけだ
それらのためだけに
「これから」を犠牲にしなさい
浮上するということはそういうこと
そういう苦痛のみの世界を生きるということ
他のものは何もない
楽なことは何一つない
そういう世界を生きること
苦痛があったって
浮上するかどうかは確かではない
それでも少なくとも
「今まで」でいるよりは
浮上できる可能性はあるだろう
「今まで」のような生き方では駄目だ
楽なことばかり考えているようでは駄目だ

だから犠牲にしなさい
「これから」を犠牲にしなさい
すべて犠牲にしなさい
「これから」のすべてを犠牲にしなさい
この先ずっとだ
一片の自由ももはや与えない
少しの我儘もましてやエゴなんて許されない
言語道断に有無を言わず
犠牲にしなさい

犠牲にするが嫌だって?
犠牲にするのが惜しいだって?
犠牲にするのが怖いだって?
そんなことだからいつまでたっても駄目なんだ
犠牲にすることには多くの後悔が伴う
こんなんじゃないこんな痛みや苦しみのないもっと楽な「これから」があったはずだと
「これから」を痛みや苦しみのため犠牲にしてしまったことを後悔することもあるだろう
だがそんなことで後悔してどうなる
なにかを得るためにはなにかを必ず犠牲にしなければならない
楽して浮上することなんてことはできない
最大にして唯一のたった一つそしてそれがすべての
目的を成し遂げるためには
他のものすべては不要でむしろ大いに邪魔なだけ

今のぬるま湯につかっているままでは
「今まで」にしがみつき固執して
未練がましくいつまでも引きずっているようでは
何も変わらない いつまでも進歩のないままだ
だから犠牲にするんだよ
最大にして唯一のたった一つそしてそれがすべての
目的を成し遂げるためには
「今まで」は邪魔なだけ
他のものはすべて犠牲にするんだよ
犠牲にするために最も重要なのは決意だよ
「これから」がどれだけ痛みと苦しみに満ちあふれていても
決して逃げないだけの
それをすべて受け入れて強引にでも納得する
決意だよ
「これから」を犠牲にすることで
決意を示すんだよ
犠牲にする決意
犠牲にする決意を

今のままではとにかく駄目だ
根本的に改革しなければ駄目だ
徐々に少しずつ時間をかけてなんて
甘ったれたことを言うようでは駄目だ
すぐに捨てなければならない
いきなり犠牲にしなければならない
今すぐにだ

「今まで」をすべて捨てて 「これから」をすべて犠牲にすること
少しの甘えも許されない
少しの後悔も許されない
そんなことを感じている余裕もないくらい
すべてをたった一つに集中しろ
それだけに専念しろ

もう時間はない
逃げ道をふさぎ
言い訳を抹殺して
あとは一度も止まらずに
脇目もふらずにひたすら一点だけを凝視して
それに向かって突き進め

捨てる覚悟を犠牲にする決意を
血をもって誓え
命を賭して宣言しろ

CoyaNote2007019

世の中大切なのはコネクションだよ
自分を知ってもらうこと
とにかくつながりを持つこと
そこから始まるんだよ
自分の名前を書いた紙を
相手にもらってもらえたら
そこから始まる

まずは成功だろうか
つかみはまずまず
この後が大切
うまくやっていかないとね

CoyaNote2007020

昨夜誓った決意を
今朝になってもう破ってしまっている
なんとも安い君の決意
結局そんなものだったのかい
失望したよ

なんて言われようと
眠さには耐えられないのだよ

CoyaNote2007021

今日で21歳も終わり
明日また一つ年をとる
21歳の1年間はどうだったろうか
月並みな言い方だけどいろいろあった

生まれて初めて旅行先で誕生日を迎えた
なかなかない体験だった
21歳になった日から
御朱印を集め始めた
信心深くないけれど
どこかで祈る心というのはあると思う
帳面の一番初めの頁に
21歳になった日の日付が書かれて
なんだかとても気分のいいものだ
誕生日になにか新しいことを始めるのは
なんだかちょっと嬉しいことだ

長い夏休みをとったのも思い出深い
結局あまり有効に使えなかったけれどね

生まれて初めて骨折もした
あまりやりたくない経験だけどさ
痛いなんてもんじゃないよ
もう二度としたくない
結構ふさぎこんでた時期もあった

そして最近も右手の指がとても痛い
かゆいというかしびれるというか
なにかものに触れただけで
ピリッと痛みが走って仕方ない

まさかまた骨折したのではないかと
思いたくもないけれど
明日にでも病院に行って診てもらおう

決意や覚悟はしたけれど
なかなか思うように
それを実行できない
どこかで甘えや弱さがあるからなんだろう
そんなものも
もうすぐ終える年齢とともに
さよならしよう

21歳は人生というブラックジャックゲームの
限界点だった
それを1つでも超えたら駄目な
最大にして最強のなんでもできる数字だった
果たしてリミットの1年間を
アグレッシヴに過ごせただろうか
振り返っているうちに今日が終わってしまいそうなので
やめておくが
21世紀に21歳になったことに
21歳であったことに
21歳でいられたことに
ほんの少しの奇跡に感謝して
21歳を終えよう
七三分けはまだ似合わないけれど
二+一はまだ見つけられないけれど
さようならありがとう 21歳
2007.6.6 23.55.15

CoyaNote2007022

雨を言い訳にする
遅く起きたことを言い訳にする
体調不良を言い訳にする

とにかくなんでも言い訳にして
君はなにもやろうとしない

CoyaNote2007023

かばんの中に
診察券ばかりが増えていく
体中が痛み出し
病魔に蝕まれてしまう

CoyaNote2007024

やめておこう
こんな話
今ここでするべきではない
口をつぐんでおこう
いやむしろ
ずっと心に隠しておこう

CoyaNote2007025

他人にはもうすでに負けている
おしゃれな穴あきジーンズで負けている
涼しげなサンダルで負けている
率先して行動していて負けている

もうこの差を埋めることはできない

どうしようもない男

CoyaNote2007026

ほらこうやって
君の時間は殺されていく
それをやっている張本人が
君自身だなんて

CoyaNote2007027

一人ぼっちで怪我をして
一人ぼっちで治していく
誰もお見舞いになんて来てくれない

腹八分

僕はもう大盛りはたのまないよ
Lサイズもたのんだりはしないよ

むさぼるのはやめにしたよ
がっつくのはみっともない

どうせたくさん食べたって
すぐに空腹になってしまうんだから
少なくするよ

腹八分にするよ

CoyaNote2007028

鼻血 ささくれ かさぶた にきび
ありとあらゆるところから
血が出る

鉄分を含む
生臭い血は
心を滅入らせる

CoyaNote2007029

実験場を思わせる治療室
椅子に座らされたらもう身動きはとれない
口を開けてひたすら辱めに耐えるだけ

薬品を塗った口の中は
ケバケバしくきつい色のピンクに染まった
歯も歯茎も舌も唇も
全てがピンク色になって
とても恥ずかしい
そのままブラシでゴシゴシと歯を磨く
次にニードルで歯と歯茎の間に
たまった歯石を
ゴリゴリとほじくり出す
まるで溝の間のゴミを取るみたいに
強引にかき出す
口を開けっぱなしなため
よだれがダラダラと垂れてくるが
それをぬぐうこともできない
ただひたすら汚い姿のまま
それを鏡で見せつけられる
ひげ 鼻毛 まゆ毛 にきび 細目
ありとあらゆるものがみにくい

そして鏡の中のモルモットが
なんともみじめに思えてくる

被虐的な体験

CoyaNote2007030

大学の授業で
話をろくに聞きもせず
ひたすら携帯電話でメールを打って
それが終わったら
惰眠を貪るかのように伏せてしまう

高い学費は授業のために支払われているのに
これではなんてムダなことだろうか
本当にもったいない

顔一面ににきびやそばかすを浮かべて
若さを謳歌するみたいな新入生
学生の本分は勉学であるはずだろうに
授業にはろくに出ない
なんのために大学生になったんだろうか

自由な時間を得るためだろうか
今や自由も時間も高い金を出さないと
手に入れられなくなってしまったのだろうか
「貧乏暇なし」というように
自由や時間はとても高価なものになってしまったのだろうか
大学生だけが自由や時間を享受できる特権を持つ
授業なんて出てられるか

それではダメであろう

なんのための大学生活か分からない
大学生の意味を履き違えてはならない

惨めな男 歯医者へ行く

どうも虫歯ができたようなので
歯が痛むので
歯医者に行ってきた。

CoyaNote2007031

がんばる理由は何ですか
あなたを支えている
細い糸は何ですか
その糸にもう一本よりあわせて
太く強くしてくれる
糸の持ち主は誰ですか

CoyaNote2007032

ストレスは発散するものでも
吐き出すものでもない
腹の中に溜め込んで
堪え忍ぶもの
そしていつの日にか
腹が膨れ上がり
破裂してしまうだろう
そうすれば肥満も解消されて
一件落着

CoyaNote2007033

憐みや
慰めや
いたわりの言葉なんて
求めてはいけない
求める資格なんてない

独りぼっちで
怪我をして
独りぼっちで
治療をし
独りぼっちで
治ったと思い込ませる

たとえ痛みが再発しても
気のせいと
ごまかす

CoyaNote2007034

こんなさわやかな朝だっていうのに
今の君には
冷や汗や寒気に襲われて
少しも楽しめやしない
ひげのそりあともピリピリと痛む
眠気が常に誘惑してくる

CoyaNote2007035

動き出さなければ何も始まらない
それはとても簡単なこと
紙とペンがあればこと足りる

まず一文字書く
なんでもよい
例えば「一」としようか
横棒を一本引くだけでよい
何の苦労もなくできるはずだ
次にもう一文字書く
またもう一文字書く
続けざまにもう一文字書く
間髪入れずにもう一文字書く

ほらこれでもう五文字書けた
自分の名前の文字数を超えた
自分を表象するものを超越した
自己を超越できたんだ
あとはもう何だってできるだろう
そのまま大空をどこまでも高く飛ぶことも
時折止まり木で羽を休めながら
サンゴ礁でえら呼吸しながら
無限の世界をどこまでも旅しよう

さあもう時間はない
骨のペン先に血のインクをにじませて
皮膚のノートに刻み込んでいこう
今の自分の全てを出し切ろう

立ち止まってはいけない 走り続けろ

CoyaNote2007036

少しずつまるで遺跡でも発掘するみたいに
過去の記憶を掘り起こしていく
確かに今と同じこの自分が
見て聞いて触って嗅いで味わって
体験したことなのに
すっかり忘れてしまっている

一つ一つ断片的なヒントを見つけては
その度に思い出していく
まだまだ全体像は見えない

CoyaNote2007037

寂しさをテレビが助長する

CoyaNote2007038

妄想と欲望で作り上げた塊
奇妙に歪んだ形
正常なシステムを停滞させる
まさに異物

失われた記憶修復キャンペーン

今年も残すところあと一日
毎年繰り返される愚行
それは日々の出来事を記録していこうと
意気込んで始める日記が
いつも必ず途切れてしまい
その後が続かず
結局白紙ばかりが目立つ
穴だらけのものになってしまうということだ

どうしていつもこうなのだろう
毎日帳面を開いてその日の出来事をさらさらと書き留める
大きな出来事があった日は詳しく
大した出来事がなかった日はそっけなく
とても簡単なことではないか
わずか数分で済む日常の行為が
どうしてこうも長続きしないのだろうか
なんでもない一日が
やがて大切な思い出になるというのに
失われた記憶は二度と戻らず
時の彼方へと消えてしまい
僕を形成する重要な部品が欠落してしまう
それはとても残念なことだ

日記はその日のうちに書くのが理想的である
あとでまとめて書くなんてのは邪道である
その日の気持ちや見方、考え方は
その日のうちに書かないと真実味が薄れてしまう

とはいえ現実問題としてそうも言っていられない
その日どうしても日記を書くことができず
あとでまとめて書かざるをえないという状況も出てくるだろう
ある程度の妥協や譲歩はしなければならない
それが二日、三日、一週間、一ヶ月、半年と積み重なっていくうちに
気が付いたら一年間になってしまった

今ここで失われた記憶を修復することを宣言する
たとえ邪道なやり方だとしても
記憶が失われて二度と戻らなくなるよりはよっぽどましだ
相対的な比較をして行動するのが現実というものだ
どのような形式であれ記録を残すということが
日記の場合は最も重要である
あとになればその修復行為そのものが
新たな思い出として記録されることになるのだから

失われた記憶の修復にはありとあらゆる方法を用いる
携帯電話の電子郵便 大学の講義のプリントやノート
写真の日付 レシートの日付などの具体的な数字から
食べ物 におい 手ざわりといった感覚的なものまで
さまざまな史料を集めて過去を構築していく
それはちょうど考古学者や歴史学者が
さまざまな史料を集めて時間を叙述していくのと同じである

今ここで2007年という時代の
大いなる叙述が行われるのである

さあ始めよう 今年が終わらないうちに
失われた記憶を取り戻すために
壮大な一年間の回顧と反省
そして来たる新年への目標設定
失われた記憶修復キャンペーン
大々的スタート

2008年

渡仏前夜

明日から巴里に行きます
観光です いいえ 研究です
海外に行くのは初めてです
というか飛行機に乗るのも初めてです
どうなるのかまったく分かりません
空を飛ぶということはどういうことなのでしょうか

言葉も文化も違う国に行きます
きっと自分と日本のことがよく見えることでしょう
巴里では主に美術館に行く予定です
美しいものに触れて心を豊かにしましょう
芸術の都に行くことで
自分の中になにかの新しいものが生まれればと思います

言葉が通じるのかとか
文化が違うから大丈夫なのかとか
いろいろと不安はありますが
そんなことを言っていてもきりがありません

なにも知らないうちに行ってしまうと
ただすごいおもしろいだけで終わってしまいます
ある程度知識を身につけた
今が絶好の時です
機は熟した
世界を知り 自分を知り
一まわり大きく成長してきましょう

2008 2 5

自分について考えてみる

パリから帰ってきました
本当ならこのノートを持っていって
旅先でいろいろと書けばいいのに
メモをとるからいいやと思い持っていかず
そして案の定メモはほとんどとらずに
旅の生の記録を残すことができませんでした

それはともかく今回の旅は観光名所を観て周ることで
楽しむということもあったのですが
それ以上に自分について考えさせられるものでした
美術館や史跡、名所巡りも楽しかったですよ
パリの街角やメトロなど異文化に触れることもできました
ガイドブックで予習した内容をなぞり
無難に確実に消化していく行為を
終えることができました

いや予習なんてしていません
ガイドブックなんてほとんど読んでいません
ただ行って観てすごいと思って
それだけだったのでしょう

現地に着いてからでいいとか考えて
事前に予習をせずに
いざ現地に着いても結局やらず
そのまま無計画に突き進み
すぐにどうしてよいか迷ってしまう有様でした

どうして僕はこうも計画性がないのでしょうか
目先のことばかり考えていて
もっと長期的な 全体的なスパンで
物事を考えることができないのでしょうか
今がよければそれでいい
先のことなんてどうでもいい
そんなんだからいつも失敗するんです
周りをよく見わたす
立ち止まって先のことを考える
こんな当たり前で簡単なことが
どうしてできないのでしょうか

ホテルから最寄駅に着きました
はい 次どうするのですか
予習をしてないから分かりません
目的の駅に着きました
はい 次どうするのですか
ガイドを読んでないから道が分かりません
美術館に着きました
はい まだ開館してませんでした
ガイドを読んでないから時間が分かりませんでした
待ち合わせの場所に行きました
相手が来ないので石段に腰かけてました
はい 係員に注意されてしまいました
ちょっと考えればすぐに分かることなのに
そして待ち合わせの場所をしっかりと調べて詳しく決めておかなかったので
結局ちゃんと落ち合うことができませんでした
駅と駅の間を歩いて移動する時も
予習して道を覚えておかなかったので
迷ってしまいました

翌日も地図を見ないために
道はさっぱり分からず
旅を楽しむことができない
ただ道を歩くだけで
周りの風景はどれも同じに見えてくる

美術館に行っても
見るべき作品を絞り込んでおかなかったため
あれもこれもと目移りしてしまい
結局じっくりと見ることができなかった
迷路のような館内に迷い込んで
右往左往
時間を無駄にしてしまった
広大な館内を歩きまわったせいで
すぐに疲れてしまい
作品を見ている時間よりも
ベンチに腰かけて休んでいる時間の方が長かった

乾燥した館内で喉を痛めたが
水を持ってきていなくて
かといってトイレの水を飲むわけにもいかず
カフェをさがしてまた右往左往
やっと見つけたカフェはもう営業終了
うなだれてまた重たい足を引きずって
やっと辿りついたカフェで水を飲む
その後待ち合わせに遅刻

郵便局で切手を買ったら
すぐに落として失くす

無計画にお金を使うから
小銭がすぐになくなって
チップを払うことができなくなった

電車内ではところかまわず大声でしゃべる

とにもかくにも迷惑な奴
つまりは常識知らずなんだよ
こんな自分をどうにかしたい
反省しようと思ったのに
またすぐに繰り返してしまう
なんて愚かなんでしょうか

今回の旅で学んだことは
美しい景色でも異文化でもなく
ただただ自分はどうしようもなく
幼稚でダメな人間であるということです
今回それが明確になりました
今まで少しずつ見えていたダメな部分が
一気に明らかになったわけであります

明らかになったダメな自分を
どうにかしないといけませんね
これを直さないと
これから先 生きていくことはできません
恥ずかしいだけです

高いお金を払って身につけたことは
それだけです
高い授業料でしたね

2008年2月29日

今日は4年に一度しかない2月29日
本来隣り合っていた2月28日と3月1日の間に
無理矢理つめ込むようにできた空白の一日
平年はカレンダーに現われない幻の一日

今日はまさにゼロの一日である
普段は存在せず
特定の条件のもとでのみ発生する
臨時ボーナスみたいなもの
いつもなら2月28日から一気に3月に突入してしまうのに
この日だけクッションがおけるのである
3月に 春のイメージのするこの暦に着替える前に
ワンステップ踏むことができるのである

だから今日という特別な一日を
ゼロの日としてスタートを切ろう
次のステージに進むための踏み台
方向を変え加速し飛翔するための
大きな大きなターニングポイント

明日からじゃない 3月からじゃない
今日だ 今日からだ
2月29日のある2008年が
スタートを切るべき時期と重なっていることに
宿命を感じて
さあスタートしなさい
もう振り返ってはいけない
まっすぐ ただ前だけを向いて
来たるべき時のために

CoyaNote2008001

寂しさや悲しみ
そんなものがいろいろと込み上げてくる

CoyaNote2008002

汚いものは見たくない
たとえそれが現実だとしても
そういったものからは
目を背け 蓋をして
何もなかったかのようにして
やり過ごしたい

綺麗事だけをならべた
表面をなぞるだけの
偽善的な生き方

CoyaNote2008003

何も感じない心
付着しない心
右から左へ流れるままの
何も残らない
空っぽの心

底に穴があいていて
入ると同時にこぼれていく
意味のない心

何も得ない心
何もしない心

痛みは嫌だ

つながり

もう会えないということではない
ただ会わなくなるだけだ
もう忘れてしまうということでもない
ただ心の片隅に移動するだけだ

それは別れではない
長い長い空白期間なだけ
今までとちょっとだけ関わり方が変わるだけ
本質的な部分は同じ
お休みをしているだけなんだ

歩き方や進む先が違っても
それを全くの別物とは考えない

なぜなら僕らはつながっているから
いつでもどこでも簡単に
意思疎通をすることができる
伝え合いをすることができる
それこそが関係の本質
つまり知り合いということだ

つながっていよう つながっていこう
いつでもどこでも簡単につながろう
この際内容はどうでもいい
形に拘る必要はない
何もしないということが一番駄目なのだ
無知こそが避けるべきものだ

とにかく知ろう 伝え合おう
それこそがつながり
僕らが生きていくための見えない線

CoyaNote2008004

ジッパーに引っかかって
鞄の中からものがとり出せなくて
それでも無理矢理に引っぱって
結果的にその一部を欠損してしまう

なんでも力任せに強引にやるから
だめなんだよ

CoyaNote2008005

クリヤーファイルの中から飛び出した
証明写真の残り
なんて人相の悪い顔をしているんだ
まるで指名手配犯みたいだ
不細工な面を恥ずかしげもなく
さらしやがって

CoyaNote2008006

ない ない あれがない これがない
昨日確かにここに入れておいたはずなのに
ない ない あれがない これがない
昨日は確かにここにあったはずなのに

昨日のうちにちゃんと準備をしておけば
慌てることなんてなにもないのに
当日のしかもギリギリになって
やるからこういうことになるんだ

よく覚えとけ クズ

CoyaNote2008007

やる気もなく ダラダラと
無駄に過ごし グダグダと
暇そうに あくびをかみ殺して
仕事してるフリだけして
実際は遊んでいて

自信を持って働いていると言えないから
なにもかもがうまくいかない
表面だけ取り繕って
中身がちっとも伴わない

達成感や充実感といったものを
確かな形として手にすることができない

このまま中途半端なことを続けていくのか
そこですっぱりとやめられるほどの
潔さがあればきっと物事は簡単なんだろう
現実にはそうもいかないのだよ

なにも得るもののない
積み上げては崩し
崩しては積み上げるフリをするだけ
その時間だけそうしていて
あとは魔法が解けるみたいに
なんの跡も残らずに
すっかり元に戻る

それはある意味で日常に留まっておくための
唯一の義務

CoyaNote2008008

ノンストップで走ります
次々と場面は入れ替わり
その度に仮面をつけかえ
衣装を交換し
人格を取り換え
まったく別の役を演じます
大根役者みたいな
大げさでわざとらしい身振りで
その場その場をやり過ごします
本当の自分なんてもうとっくに見失ってます
全てが虚空でできている人間

とにもかくにも意識の流れは止まることなく
少しの瞬間も休むことができません
明日も明後日もその次も
これからしばらくは続きそうです

結局のところそれは意志の問題です
自分に負けているうちは
成功なんてないですよ

CoyaNote2008009

ドタバタ ガチャガチャ
大きくて重くて 使いもしない荷物を抱えて
モコモコとかさばるダウンコートを着た
道化師みたいなバカな男が
あっちへ行ったりこっちへ行ったり
往復をくりかえす
なだらかな坂を
息を切らせ心臓を締めつけながら
走っていく

一瞬たりとも休まることなんてない
これが日々
ずっと続く

CoyaNote2008010

くつひもがすぐほどける
結んでも結んでも
ほどけては結び
ほどけては結び
ほどなくしてほつれ
ほどなくしてほつれ

ふたのしまらないカバンみたいに
なんとも落ち着かない足下
猫のひげみたいに
ぴょんと伸びたくつひもは
触角みたいにあらゆる障害を
察知してくれるはずもない

告白されるのを待っている

今日はクリスマスである
世間ではいろいろとにぎわっているが
自分には今までほとんど関係がなかった

寂しさを助長させるだけの
悲しくて冷たいイベントであった

それが今年はどうだ
なんと女の子からお食事の誘いがあったのだ
しかもその前に映画に行くという
これはもうどう考えてもデエトというものだろう
こんなことがあっていいのだろうか

しかもである
その女の子というのは4年前から好きだった子なのである
ずっと想いを抱きながらそれを打ち明けることができず
いつの間にか離れてしまっていた
一度ははっきりと諦めもした
しかしである
なんのいたずらか分からないけれど
ふとしたことから偶然に
再び会うことがあって
何回かそういうことを繰り返すうちに
このたびこういうこととなったのである

お食事や映画のお誘いというのは
僕の方からしたのではない
彼女の方から申し出てきたという点が重要である
これはもしや告白されるのではないかと
否が応でも期待してしまう
ただたんに映画を観に行くだけかもしれない
ただたんに一緒にお食事をするだけかもしれない
あるいはクリスマスという時期に一人でいるのが寂しくて
誰でもいいからとりあえず誘っておいて
それがたまたま暇そうだった僕なだけかもしれない

いや 世間一般の見地から考えて
そんなことがありえるのだろうか

映画にお食事にクリスマスという方程式を解いて
そこから導き出される答えは
やはり告白ということしかないだろう

ということは
彼女は僕のことが好きなのだろうか
好きだから告白するのであって
好きじゃなければ告白はしないだろう
そんなの自明のことだ

今まで4年間ずっと想いを伝えられずに
告白できずにいた人から
まさか告白されるなんて
思いもよらなかった
こんなことがあるのだろうか

僕が彼女のことが好きで
彼女も僕のことが好きで
つまりそれは両想いということになる
互いが互いに愛し合う
相思相愛の関係だなんて
まるで夢のよう

ところで
いざ二人きりになって向かい合った時に
彼女がなかなか告白できずに
ためらうなんてことになったら
僕はどうすべきだろうか

彼女が告白しやすいような雰囲気をつくり
アシストすべきなのか
それとも思い切って僕の方から告白すべきなのか
今までの想いからすれば
自分から告白した方がすっきりする
しかしここはあえて
告白されるのを待ってみようと思う

告白される経験なんてめったにない
しかも好きな人からなんて
ここは一つこういった貴重な機会を
客観的に見つめたいのである

彼女がためらっていると
それなりにアシストはして
少しずつ告白の方向に持っていく
でも自分からは決して告白しない
わざとそういった気配に気づかないふりをして
別に君のことなんて好きじゃないんだよと
本心とは反対の態度をとってみたり
今夜はただ映画を観てお食事をして
僕らはそれだけの関係でしょと
ふざけてみたり
そうやって相手をやきもきさせて
不安な気持ちにさせて
そういった様子を見るのは
なんと楽しいことだろう

そして彼女がやっとの決意でいざ告白したら
どう反応すべきだろうか
しばらくはそれまでの思わせぶりな態度を続けて
そして最後に実は自分も君のことが好きだったと
これまでの想いを打ち明けるべきか
それともすぐに受け入れるべきか

この時の反応の仕方で
今後のつきあい方も大きく変わってくるだろう
一度は駄目かもしれないと不安にさせておいて
そして最後に喜ばせるという方が
告白が成功した時の喜びが
倍増するのではないだろうか

今までずっと好きだったのに
告白できずにいたのに
君の方から告白してくるなんて
ちょっとずるい気もするなんて
すねてひねくれてそっぽを向いて
でも結局は最大限の愛情で
それを受け入れる
そんな方策でいこうかと思っている

―――告白されるまであと20時間

CoyaNote2008011

質問です
私はフられたのでしょうか

回答です
残念ながらおそらくそうでしょう

質問です
なにがいけなかったのでしょうか

回答です
根本的な問題として
つまり彼女は君のことが好きなわけではない
ということになります

質問です
ではなぜ彼女はお食事のお誘いをしてきたのでしょうか

回答です
深読みしてはいけません
字面どおり本当に映画を観てお食事をするためだけにお誘いをしてきたのです
そこにそれ以上の意味も目的もありません
自惚れるのもいいかげんにしなさい
彼女が君なんて人間に告白するはずが
ないでしょう
冷静に客観的に考えれば分かることです

それにしてもこの前の舞い上がりぶりは
見ていてとてもイタイものでしたよ
恥を知りなさい

2009年

CoyaNote2009001

ボックスティッシュを使い終わった後に
箱をつぶす瞬間が快感
ミシン線にそって穴があき
バリバリと小気味良い音がして
さっきまで立体を保っていたボール紙が
一瞬にして平面へとつぶれてしまうことが
たまらなく嬉しい
ただそれだけのこと

CoyaNote2009002

1年間放置しておいたクロッキー帳の
封印を解いた
また描き出した

描くことは良いことか
ただの戯れか
生きることと同じか

今は分からない
ただ描かずにはいられない
描きたいという気持ちは
驚くことにまだ残っているのだ

そしておそらく
そんな気持ちがあるかぎりは
きっと描いてしまうのだろう
描くとはつまりそういうことだ

2010年

ハッタリズム

ハッタリズムをかまそう
内容が伴っていなくても
表面上が整っていればそれでよいではないか
所詮他人が見てるのは
薄皮のような上っ面だけなのだから

ハッタリズムは第一声がひどく重要だ
出だしでイニシアチブをつかむこと
自分のペースに持ち込むこと

CoyaNote2010001

朝早くに起きて
洗濯をしよう
シャツやパンツが
泡にまみれてくるくると回転する
ひんやりと冷たくなった塊を取り出して
しわを伸ばして干す
青空を背景に白い布が
風に吹かれてゆらゆらと揺れる
時々様子を見てやると
太陽の光をいっぱいに吸い込んで
からりと乾いたにおいが
鼻をつく
そしてまた風に揺られる
洗濯物を見ていると
なんだか幸せな気分になる

CoyaNote2010002

忍耐や辛抱、我慢は美徳なのか
楽しんだり快いことを求めてはいけないのか
未来のために
いつもいつも現在を犠牲にしていく
今日よりも明日のためにやれ
明日が来たらまた次の日のためにやれ
常に次だ 次の次だ
今なんて楽しむな
いつも未来の自分のために
現在の自分は踏み台になる

その未来が必ずくるとも分からないというのに

すてれば すすめる

ここにいたるまでの長い道のり
それは途方もないことのように思え
しかし今となってはあまり詳しく覚えてはいない

とにもかくにも
明日から君は全く新しいステージへ入る
社会人というやつだ
自分で働いて
自分で生活していく
そのことがどういうものなのか
今はあまりイメージできない
不安は大きい
しかし
なるようにしかならないのが人生だ

それにしても
これまでの学生や根なし草という身分から
いきなり変わるといっても
人間の体がそれについてくるとも思えない
今までに積もり積もったものが
強大な要素として君を構成している
その全てを否定するつもりはない
大部分は必要なものだ
しかし
いくつかはいらないものもあるのでは
それはこれから先を生きていく上で
邪魔にしかならない

全く新しい日々を生きるには
真っ白な何もないページにしたいと思う
それは当然のことだろう
そうであるならば
すてよう
それらをすてよう

すてれば すすめる
それを経験として知った
すててしまったら元には戻れない
それでも前へは行けるのだ

すてるとおもしろいように人生は変わる
自分でも思わぬ方向へとすすむ

だからもう
過去や昔の古いしがらみにこだわらずに
すてよう
すてれば すすめる
すてれば すすめるのだから

CoyaNote2010003

君を描くことくらいしか
愛し方がわからない

そんなの不自然だろう
でもそれ以外には
何をやっても自分の思い通りにいく気がしない

現実の君に触れることもできず
今日も妄想の中でだけ
君が大きくなっていく

君がすでに他の男とつき合っていることくらい
知っている
もう手の届かないことくらい
わかっている
そして君の隣にいる男に
もしかしたら僕がなれていたかもしれないのに
僕はタイミングを逸し
チャンスを逃してしまった
たった一言告白すればよかったのに
余計な打算が働いてしまい
結局うまくいかなかった
素直にならなかったことを
今になってこんなにも後悔している

だからこうしてその後悔を力に
僕は君を描く
描いている時だけは
僕は君を独り占めできた
気がするんだ

CoyaNote2010004

目の前で化粧なんか直されて
私の存在は無視ですか
私は空気みたいなもんですか
私に見られてもなんとも思わんのですか

化粧を直すということは
つまり
見られたくない隠しておきたい自分の
上に
見せたい見せてもいい他人を思いやった
よそいきの顔をつくることでしょう
その過程は秘匿にすべきものであり
しかるべき人にはできあがった結果だけ見せればいいでしょう

それを私にはおおっぴらに
あっけらかんと 恥じらいもなく
最初から最後まで見せている
私はそれくらいどうでもいい存在ですか
化粧を直した後に会う予定であろう
しかるべき人に
これらの様子を見せてやりたいですよ
いかにしてこの人の顔はつくられたのかを

でもまあ
女の子がきれいになっていく様子を見られるから
よしとするか

CoyaNote2010005

今の状態でこれから先
全く知らない新しい人を好きになるなんて
あるのだろうか
いつまでも未練を引きずって
忘れられずにいる君以外を
好きになるなんて
あるのだろうか

時間が全てを薄めて忘れさせて
きっと新しい人を好きになる日がくると
一般論では理解できても

今はそんなこと考えられない
君しか好きでない

変わるのは一瞬

今はその時じゃない
もっと落ち着いてからと
あれこれと言い訳を並べて
いつまでもやらずにいる

そして必ず最後は
今日もまただめだったと後悔する
がしかし 反省はしない
なわけで 次に少しも活かせない

結局のところ
待ってる者にチャンスなんて絶対に来ないということだ
自分から動き出さないと
状況は何一つとして変わらない
ほんの少し 一歩いや0.001ミリでも前へ
踏み出す
必死で抵抗を試みる
ネガティブ思考の自分を
ばっさりと切り捨てて
強引に力技でねじふせる

自己ベストギリギリの幅の
溝を
助走をつけて勢いよく跳び越える

辿り着いた向こう岸が
あれほどまでに求めていた
変われた自分

変わるのは一瞬だ
指を鳴らすよりも
ドアを開けて外へ出るよりも
速い
そしてそれは万全の準備をととのえて
重い腰を上げて
やれやれと始めるのではなく
急流の中に放り出されるようなもの
自分の意思とは関係なく
生きるためにはしなければならない

変わるのは一瞬だ
それは覚悟を持ち決意を固めて
宣言をして一歩一歩やっていくのではない
気づいたらそうなっていることだ

覚悟だ決意だとウダウダ言ってるうちは
結局変われない
変わるのではない
変わってしまうのだ

第8冊ノートを終えて

3年半にわたるこのノートを、ようやく終えることができた。その間にあったあまりにも重すぎるいろいろな出来事を、ここで書くつもりはない。自分のステータスの変遷を述べるだけでこと足りる。

このノートを書き出したのは大学4年生の春、大学院入試の勉強のための覚悟と決意を書いた。その後なんとか大学院に合格し、卒論も提出し、大学院生となり、研究やら発表をし、修論を出して修士号を取得し、4ヶ月ほどの無職期間を経て、今年の8月から社会人となった。なれたという形容のほうが適切か、(中略)人生とはわからないものだ。

まとまらないが、こうしてノートに書き始めて今年で10年。次からは社会人として新たな章へと進むだろう。

2010年11月30日 プラス思考でCoya