音楽:Music

1997年

春さえなけりゃ

春さえなけりゃこのまま二人で…

雪もとけ出して花も咲き出した近頃の季節感じながら
君は去って行く

いつかは来ると恐れていたこの日が来た

でもそれはしかたない

春は別れの季節だからね


春さえなけりゃ僕の運命変わっていたかもしれない
春さえなけりゃれない人生送れていたかもしれないよ

就職で離れきっと会えるさと信じたって
きっとは会えないよ

何年待つか分からない春が来た

でもそれはしかたない
二人の試練遠距離恋愛

春さえなけりゃ好きだと言って告白出来たかもしれない
春さえなけりゃこのまま二人で暮らしていたかもしれないよ

春さえなけりゃと悩んでいたってどうにもならないなら
春が過ぎればいつかはきっと君に会える日が来るよ

恋人なんていない

忘れかけていた友と久しぶり再会して
話してわかった
友にはもう恋人がいることを
聞かされわかった

友は聞いた 君には恋人はいるかって
僕は言った そんな人はいないって

恋人なんていないなんて
言ってるくらいダメな男さ バカさ
笑われたって気にしないさ
いつもそうさ別にいいよ

別れかけていた恋人と話し合って
初めてわかった
君は僕のことがきらいなことを
聞かされわかった

僕は言った もう一度やり直せるきっと
君は言った もう別れよ さよなら

友達なんて気にしないで
君と僕は恋人でしょう
いつも出会った頃を思い出して

恋人なんていないなんて
僕は確かにそう言ったよ だけど
さよならなんて言わせないよ
君を本当愛してるから

旅の果てに

遠くまで走り全て知った
見えない明日になげく自分を
夜明けまで走り悟った
無謀な旅に出てる自分を

もどれない事はわかってる
でもなぜか悲しいよ

旅の果てに見つけた心は
何よりも大切さ
けなげにも僕は旅人さ
いつまでも走り続けるだけ

旅に出て男ぶりを失くし
さびしい明日になげく自分を
さらけ出し何か感じた
帰れと心が言ってるかもね

だけど帰れない わかってる
でもいつか帰りたい

旅の果てに乱れた青春
どれよりもいやせない
あくまでも僕は旅人さ
どこまでも走り続けるだけ

旅の果てに見つけた心は
何よりも大切さ
けなげにも僕は旅人さ
いつまでも走り続けるだけ

結婚式

ベルが鳴って式が始まる
白い二人は今から結婚する
思えば二年前 君と出会い
ここまで来たよ

そしてまた
気づいたよ
君はずっと素敵だと

ウエディングドレス着た君はホント
きれいだよ だから
結婚式がずっと終わらないで
永遠にこのままで

ブーケ投げる笑顔の君は
僕の花嫁 誰にも渡さない
それほど愛してる やっと言えて
ここまで来たよ

改めて
ささげるよ
君のためにI LOVE YOU

ジューンブライドの君をきっと
幸せにするよ
それが花婿の僕にとって
一つだけできること

ウエディングドレス着た君はホント
きれいだよ だから
結婚式がずっと終わらないで
永遠にこのままで

ジューンブライドの君をきっと
幸せにするよ
それが花婿の僕にとって
一つだけできること

雨の恋

六月は雨が多く 傘をさしてバス停へ
いつも君は僕の横 傘もささずに待っている
僕は何も言えずにすれちがう

そのうちにいつのまにか
君の事好きになって
名前さえ知らないのに君に恋してた

雨の恋は冷たすぎて心が痛む
告白さえ出来ずじまい 君と別れてく

東京は今日も雨で 喫茶店で雨宿り
君は僕の前の席 誰かをずっと待っている
僕は何も言えず見つめてる

そのうちに雨にぬれて
君の彼遅れて来た
彼と君 腕を組んで君は出ていった

雨の街を悲しすぎる気持ちで歩く
今日の雨は僕の涙 雨にぬれている

雨がやんで傘を閉じる仕草の僕は
バスにゆられ雨の恋の思いを捨てる
僕と君の虹は消えて君を忘れてく
         あああ失恋ね
         あああ雨の恋

1998年

騙して奪って人をけなし生きてゆく
自分の世界に閉じこもる人々よ

またどこかで産声があがる
そして純粋な光が汚れてゆく事
厳しすぎる大人の社会を
うまく渡るには自分をいい子ぶる

人と人が憎しみ合って罪というものが生まれる
罪を償う罰というのも人が築いた犯罪

騙して奪って人をけなし生きてゆく
自分の世界に閉じこもる人々よ

人前では仲良く見せて
陰でイジメては卑劣な行為をしている
勇気がなく強きに従い
いつも流されて自分に負けている

業績だけよければいいと機械仕掛けに動いて
くだらないからやめてしまえよ洗脳されてしまうよ

富とか名誉をつかむために欲を出し
事実を隠してうそをつく人々よ

イラ立ちばかりで人のグチを言えばキリがない
自分しか信じず孤独なる人々よ
一度でいいから誰か信じ生きてゆこう
矛盾で成り立つ社会から抜け出して

余命三ヶ月

暗い部屋でギターを弾きました
君の声が聞きたくなかった
何が僕の体を弱めるの
白く澄んだ瞳が冷たい

誰にも分らない事が
君にはすべてが分かってしまうの

「嘘だと言って」僕のためそして君のために
無言の君の肩が震えていた

君と撮った写真を破り捨て
風に揺れるかけらが切ない
そこにあった去年の思い出は
まぶしすぎた優しい光景

このまま過ぎてゆく日々が
どうしてこんなに短く思えるの

悲しみだけが増えていく君の胸の中に
苦しむならば僕を一人にして

花は枯れて言葉が出せなくて
涙流す君さえ見えない

ごめんな僕は旅に出る 君を一人残して
幸せでいて 僕を忘れないで
サヨナラサヨナラ……最期の言葉

ラブ・メモリー

ラブ・メモリーをまだ覚えてますか
今あなたはどこにいますか

自由な愛を求めていた二人のはずなのに
いつの間にかそれにくたびれて
ケンカじゃないはずのケンカをしてしまい
大丈夫だと思っていたつもりが
あなたは本気だった

ラブ・メモリーをまだ覚えてますか
そんな昔の思い出は捨てましたか

悔やんでも叫んでもあなたはいないはずなのに
気付いたらあなたを探してて
ヤケの酒におぼれただひたすら泣いて
こみ上げてくる思い出だけ募って
あなたの名前叫ぶ

ラブ・メモリーの最後の言葉には
「ごめんなさい」の一言のさよならだった

ケンカじゃないはずのケンカをしてしまい
大丈夫だと思っていたつもりが
あなたは本気だった

ラブ・メモリーをまだ覚えてますか
あの思いでは幻じゃない
今でも僕はそう信じてる
ラブ・メモリーをまだ忘れないで下さい

マインド

いつも思う事 何でこんなにも
熱い気持ちがこみ上げてくるの
変わるはずのないあの空のように
すぐさめる恋はやめてしまおう

波に打たれても太陽に照らされても
花火を消さないようにしよう

せわしく動く街並みの中で
風に吹かれてどこまでも以降
キラキラ光るこの海の果てへ
水のようにときめいて

あまりに早すぎる夏の訪れに
驚き隠せず笑ってしまう
そっと砂浜に響いてる歌声には
終わりを知らない夏の紋様

大きな雲をあの空に浮かべ
はじまりの夏 この海に刻もう

2000年

傷と痛み

あなたのことも考えないで
ひとりよがり
僕の愚かな言葉と行動が
あなたをとても暗く寂しい
場所へ追い込んでしまった

どうすればいいの 許されるはずない
ただ悔やむだけの もう取り戻せない過去

傷口を舐めないで涙が零れてしまう
指先にきらめいた愛を汚す

あなたの為に全てを捨てて
生きることが
たった一つの幸せだったのに
僕はこの手でその幸せと
心を壊してしまった

あなたに対してしてしまったことを
これからも僕はずっと責め続けるのだろう

傷口をなぞらないで気持ちが揺らいでしまう
唇を不意に奪い罪を犯す

まだ忘れられないあの日

傷口を癒したいあなたを愛してしまう
足下を見つめてる僕の思い
傷口を重ね合わせ痛みを覚えてしまう
感情に打たれながら今日を生きる